自然から採取した木から自家製盆栽を育てる

自然のままの樹木から盆栽を育てる方法は「山取り」と呼ばれます。この方法に最も適しているのは、栄養不足などの自然環境によって小さくなってしまった樹木です。

将来の盆栽を野生に出すのに最も適した時期は、木が活発に成長し始める前の早春です。

もちろん、木を掘り起こして家に運ぶのは大変かもしれませんが、盆栽の材料として理想的な標本が見つかることもあるので、それだけの価値はあります。

イチョウ
2005年夏。2005年銀杏賞の様子です。

自然から採取した木から盆栽を育てる方法

実例: 自然から採取した盆栽。

1. 木の根系に深刻な損傷を与えないように注意しながら、木の周りを円を描くように慎重に掘ります。

2. 木を慎重に持ち上げ、湿らせた布の上に置きます。そして、乾燥を防ぐために根を布でしっかりと包みます。

3. 土壌混合物を準備するには、木を掘り出した場所から必要な量の土を取ります。

4. 必要な大きさの鉢を用意します。鉢の底(容積の約1/4)に、小砂利と赤玉土を等量ずつ混ぜたものを入れます(盆栽用の土壌混合物に関する記事を読む)。

5. 木の根を丁寧にほぐし、鉢に植えます。空いたスペースに、採取した土と赤玉土を1:1の割合で混ぜた土を入れます。

6. 植物に細い水の流れで水をやります。

7. 適切な鉢に植物を植え、たっぷりと水をあげます。

木を植えた後は日陰に置き、翌春までそのままにしておきます。

最初の夏は、少し肥料を与えてもいいでしょう。1年後には、盆栽を植え替えて、形を整え始めましょう。

盆栽

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